FIAガイドライン!
5/25をもって全国の緊急事態宣言が解除されました。しかし、大阪のフィットネスクラブなどは営業自粛を余儀なくされています。
フィットネスクラブに通われていた皆さんも休会や一時的に退会されている方が多いのではないでしょうか??
今回は、FIA(一般社団法人日本フィットネス産業協会)が定める『新型コロナウィルス対応ガイドライン』についてお伝えしていきます。
普段通われているジムの営業再開後の対応が気になる方は、このガイドラインが基準となりますので以下を確認してください!
ガイドラインの改定
5/25(月)の緊急事態宣言解除をもって大幅にガイドラインが改定されました。
かなり細かな内容まで案内されています。
以下、FIAガイドライン総論より抜粋
『フィットネス関連施設は、運動の場を提供することを目的としている。 そのため、その利用者は日常生活における活動時よりも高い強度の身体活動を 行うことから呼吸が活発になり、激しくなる場合もある。
まずはこの理解に立ち、高い強度の身体活動を行う場合には日常生活におけ る活動時よりも一層の距離を空ける等の状況に応じた対策が求められるという 認識を持ち、施設提供にあたり環境とルールの整備に努めなければならない。』
要点は、自粛要請が緩和されても息のあがる高強度の運動をする際には感染リスクが高まるということでした。
このガイドラインに従って、マスクを着用を義務付けるクラブやスタジオプログラムをコンディショニング系レッスンに絞って実施する施設もあります。
具体的なトレーニングジムへの影響
ガイドライン上では、各マシンの感覚をあけて間引きすることでソーシャルディスタンスを確保する。また、パウダールームや更衣室利用でも同様に距離感を保つように記載されています。
FIAのガイドラインに沿って、フィットネスクラブ各社が独自のガイドラインを作成しています。
各社で差が生まれているのは、スタジオプログラムのタイムスケジュールです。
6/1〜再開されないクラブも、もちろんあります。これは、コロナ感染対策ということもありますが、実際には人件費の削減という面が大きく影響しています。
ジムの従業員がレッスンを行う場合と外部のフリーインストラクターが行う場合では、外部に業務委託する方が1.5倍〜2倍の人件費がかかります。そのため、2ヶ月休業した赤字補填をするため外部のインストラクターが削減対象となります。
また、有人店では以前よりもジムに配置しているトレーナーの人数が大幅に減らされていることが予想されます。
フィットネスにもコロナショック
すでにお話ししたように業界へ大きく影響がでています。私が耳にするだけでもフィットネス業界を辞めて転職するという方が複数名いらっしゃいます。
この危機への対応がフィットネス各社の明暗を分けるといっても過言ではありません。退会された会員が戻ってきてもらえないことには以前のサービスに戻すことはできず、悪循環に陥ります。
まとめ
今回のガイドラインはあくまでも現時点でのもので情勢の変化によって各店で段階的にサービスを修正されていきます。
私も1人のトレーナーとしてこの影響を受けていますが、まずは会員様が戻ってきてくださり。一緒に運動できる日常が元に戻ることが一番の望みです。
今後も皆さんの健康をサポートできるように全力で努めて参りますので遠慮なくご意見頂ければ幸いです!!
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